31日の東京市場(大引け)=反落、日経平均は前日比21円39銭安

東証|企業速報 証券市場新聞

31日大引けの東京市場は反落、日経平均は前日比21円39銭安の1万7425円02銭で引けた。1ドル105円台を付けていた為替が104円後半まで円高傾向であることや週末のNY安や原油安を嫌気した。
個別では、TIS、エスペック、日新電、ガイシ、OKI、九電工、名村造船、フューチャーが値下がり率上位に売られ、三菱重も安い。半面、M&Aキャピタル、ID、ショーワ、メガチップス、EIZO、ニフコ、ウッドワン、Eギャランティ、SUMUCOは値上がり率上位に買われた。
目新しい材料はないももの日銀によるETF買い期待から底堅い動きとなり、売り一巡後は後場から戻す場面もあった。短期的な過熱感からの調整とみられるものの、民主党のヒラリー・クリントン大統領候補の私用メール問題の再燃を不安視する向きもある。大きな下押し不安はないももの、NY市場の動向を睨みながら目先的には様子を見たいとの動きもある。
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