富士通(6702)が急反発、7日ぶりに年初来高値を更新した。29日、世界最速クラスのディープラーニング基盤と、業種・業務に対応したAIサービスを提供すると発表したことが材料視された。
第一弾として画像認識や音声テキスト化、知識情報検索などの基本API7種と、需要予測などの目的別API2種を17年4月から先行して提供、同年度中に30種まで拡充するとしており、AIサービスの本格化と収益貢献を期待した会が向かった。
富士通の発表が刺激となり、メタップス(6172)が一時ストップ高に買われたほか、サイオステクノロジー(3744)も値を飛ばすなど、AI関連銘柄に人気が波及した。
証券市場新聞