「記者の視点」~反転上昇近い?

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

9日の日経平均は99円93銭安、日米首脳会談を10日に控え様子見気分が強いなか、一時111円まで進んだ円高が重石となり、後場に入ると10日の株価指数SQ算出を意識した売りにやや下げ幅を広げた。ただ、ドル・円が一時111円台後半まで円高が進んだにもかかわらず、下げ幅は小さく、相場は為替ばなれが進み始めており、反転上昇が近いとの見方は増えている。

好決算を発表した銘柄への反応は悪くなく、3Q決算を手がかりにした物色が続いているが、増額でも期待値に届かなかった銘柄は容赦なく売られるなど、決算プレイの難しさを感じさせられてしまう。前日に取り上げた好業績銘柄では、ローツェ(6323)はマドを空けて急伸、押し目狙いとなるが、アドソル日進(3837)は買い先行でスタートしたあと失速、マイナス引けとなっており、きょうの切り返しがポイント、JIA(7172)は反落ながら長目の下ひげを引いており、反転が期待される。一方、赤字転落の双葉電子(6986)は安寄りのあと下げ幅を広げており、戻り鈍ければ一段安も。ヨコオ(6800)は自動運転で業容変貌期待。

株山券壱

 

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