225先物「ハチロク」の裏話~方向感のない展開続く

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

トランプ議会演説が相場の転機?

NY市場は1970年以来の10日連続高となっているが日経平均株価の動きは上下幅300円程度ともみあい相場であった。
三角持合いの中で推移しているが方向感のない展開が続いている。マザーズやジャスダック市場に投資家の物色は集まり225指数は商いが少なく短期筋が主導権を握りやすくなっている。
上がれば売られ、下がれば買われの展開である。現在、VIX恐怖指数は11.7ポイントであり2カ月間程度低い状態である。ポジションに対しヘッジするニーズは低くオプション市場に至ってはプレミアムの低いアウトオブマネーは値付きが悪く参加者がアルゴリズム取引業者以外いないのではと思うほどである。オプションディラーにとっては非常にやりにくい相場となっている。ボラティリティーの拡大を願うところである。
28日にはトランプ氏が米議会の上院下院合同本会議で経済などの基本政策を示す議会演説を行う予定であるがこの場で大幅法人減税を発表するといわれており発言に注目は集まっている。
米国市場は既にこの期待により大幅に上昇しており出尽くし感がでる可能性も高く相場の転機になるかもしれない。これをきっかけに動きのある相場を期待したい。(ハチロク)

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