２２５先物「ハチロク」の裏話～２万円台チャレンジなるか！

買い仕掛けがあるとすれば週中頃か？
ＮＹ市場が２４日間で１０００ドル上昇し、ドイツのＤＡＸ指数やフランスのＣＡＣ４０などは高値を更新してきてる。
世界的に株式市場は活況となっているが日経平均だけ動きが鈍い。２日に１万９６６８円まで上昇し一時戻り高値を更新したが引けでは売られる展開、引け値ベースでの高値更新とはならなかった。
ＮＹダウが高値圏で約３００ドル上昇したので日本株も高値更新と期待したが続かなかった。しかし、ジャスダック指数が１６連騰、マザーズ指数が１０連騰し高値をとってきており小型株市場は絶好調である。資金は新しい成長期待株に流入しているようである。
今週はメジャーＳＱの週である。来週になるとＦＯＭＣやオランダの大統領選挙など重要イベントが控えており仕掛けにくい環境となる。
ＦＯＭＣでは３月利上げの可能性も高まっているため円安に振れやすい状況である。この円安を材料にＳＱに向けてのヘッジ買いを誘発するような展開になれば２万円台も可能だと思われる。
現在ボリンジャーバンドの＋２σは１万９６４３円処、＋２．５σで１万９７４８円処。バンド自体は拡大基調であるため買いの仕掛けがあるとすれば週中頃の可能性が高い。
一方、意識される下値は窓埋めの１万９４１４円、上昇傾向にある５日線（１万９３４５円処）がポイントになってくる。
テクニカル的には買いスタンス継続の指標が多く今週こそはと期待する週である。このチャンスを逃すと日経平均は再びボツクス相場入りすると思われる。今後の相場を見る上でも重要な週となろう。（ハチロク）

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