マーケットの話題~3月はIPOラッシュ

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

レノバやU&Cに続く銘柄は?
輸出系を中心に東証1部の主力株が為替の動きと連動して株価の上下動を繰り返すなかで、外部環境に左右されず我が道歩んでいるのが東証マザーズやジャスダック市場を中心とする新興銘柄だ。両指数とも日経平均の上値の重さとは裏腹に高値を更新、2月相場ではその中でひと際輝いていたのが新規公開(IPO)銘柄だ。3月はかねてより上場が噂されていた銘柄群が上場を果たすことから初値形成後も話題を集めることになりそうだ。

 

ほぼ日などの初値形成に注目
主力株はトランプ大統領の発言やNY市場、為替の動向にほぼ左右される動きとなっているが、外部環境に関係なくその企業の個別の業績や需給関係だけで株価が変動する新興銘柄に個人投資家の資金が集中している。その中で特に活況を呈しているのがIPOで、2月23日に上場したレノバ(9519)は公開価格750円を50%上回る1125円で初値を形成しその後、27日には2090円まで急騰。同じく23日に上場のユナイテッド&コレクティブ(3557)も上場2日目に公開価格1620円の2.8倍となる4500円で初値を形成、その後は28日に6990円まで急騰した。この2銘柄とも初値形成に購入しても大きな利益を得ることが可能だったことから、個別で事情は異なるものの、3月に上場する銘柄への期待も高まることになりそうだ。
3月は7日にマザーズへ上場するロコンド(3558)を皮切りに22銘柄が上場。その中でまずは16日にジャスダック市場へ上場するほぼ日(3560)が注目される。コピーライターの糸井重里氏の経営で話題を集めており、初値形成後も強調な株価展開が続けば他のIPOにも好影響を与えそう。外食ではマザーズ市場へ21日に上場する力の源ホールディングス(3561)ラーメン専門店「一風堂」は東京や大阪など都心部でも根強いファンが多く、昨年9月に上場した串カツ田中同様に上場後も幾度となく物色される期待がある。

Pocket

話題のテーマと狙える銘柄|企業 証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次