22日午前の東京市場は日経平均390円安と大幅続落、前日の米株安と円高に加え、立会中に北朝鮮がミサイルを発射したと伝わったこともあり、下げ幅は一時400円を超えました。東証1部の売買代金は概算で1兆3300億円、売買高11億700万株、値下がり銘柄数1825とほぼ全面安商状です。
天災は忘れた頃にやってくるの格言通り、誰もが高値警戒を口にしなくなったこのタイミングでNY株が急落、日本株も下放れの様相を呈しています。ただ、日経平均は25日移動平均を割り込みましたが、きょうで3日続落ですので、一旦リバウンドが入りそうな気配です。
高値圏で動きが鈍った銘柄は戻り売り、中長期成長期待銘柄の下値を拾う基本スタンスに変更はありませんが、逆行高銘柄を短期スタンスで買い向かうのも一法かと考えています。
ヨコオ(6800)、シャープ(6753)、Nuts(7612)は戻り売り。一方、安川電(6506)は下値狙い一貫、アイティフォー(4743)、JFEシステムズ(4832)、スカラ(4845)は拾い場提供、スクエニHD(9684)は材料含み、逆行高のホソカワミクロン(6277)を追撃です。
花咲 翁