225先物「ハチロク」の裏話~下ひげ長い十字線は相場の転機

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

リバウンドに期待
東京の桜が開花宣言され春らしい過ごしやすい季節となってきた。しかし筆者にとっては辛い季節となってきた。花粉症持ちのため目が痒いし鼻水がとまらない。花粉症の薬を飲むと眠くなるので集中力が続かない。例年通り外出時はマスクをし会社では鼻にテッシュを詰めて相場と格闘する日が続きそうである。
さて、先週の相場はトランプ氏の発表した政策に対し議会の承認が得られず実行力に疑問を持つ投資家が増えNYダウは6日連続安となった。
日経平均も1ドル110円台まで上昇した円高により23日には一時1万9000円台割れとなった。NY市場は高値圏で推移していたため連続安は理解しやすいが日経平均がNY市場以上の下落率になっていたのは押し目買いが少ないことの証左であろう。
テクニカル的には先週の下落で右肩上がりのチャートは崩れた。しかし、23日の日経平均先物は1万8930円で寄り引け同値の十字線となっている。
1万8760円まで売られての下ひげの長い十字線であり安値圏で出現すると相場の転機とされている。この1万8760円処はボリンジャーバンドの▼2.5σ(1万8790円処)であり安値を試しての戻りとなった。
今週は28日が3月の権利付き最終週である。週前半は権利取りの実需の買いも期待でき戻りを試す展開となろう。抵抗ラインとしては日経平均現物ベースで5日移動平均線の1万9275円処、25日移動平均線の1万9360円処となろう。
下落、上昇のリズム的にも戻りの週としての期待は大きい。海外要因で寄付きが安いときは積極的に買いで狙いたい。(ハチロク)

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