24日午前の日経平均は190円高と続伸、円高を嫌気してマイナスでスタートしましたが、買戻しや持ち高調整の買いにプラスに転じました。日経平均ここ3カ月間続いているボックス相場の下限にあったことから、予想通り一旦リバウンドが入った格好です。
ただ、オバマケア代替法案の米下院での採決が24日に先送りされたことで様子見気分は強く、前場の売買代金は概算で9400億円、売買高は9億500万株にとどまりました。
全般上値の重い状況に変わりはなく、薄商いのなか値の軽い銘柄に資金が向かっている状況で、参戦するなら強い動きを見せている一本立ち銘柄で割り切った対処が必要でしょう。高値圏で動きの鈍った銘柄は戻り売り、ショートでもチャンスがあると見ています。
注目銘柄に変更はなく、安川電(6506)とアイティフォー(4743)、ホソカワミクロン(6277)も一服ながら一本立ち候補、ホープ(6195)は昨年上場IPOで出遅れ修正へ動き出しました。一方、ヨコオ(6800)は月足上値かい離大きくショートにチャンスがありそうです。
花咲 翁