31日大引けの東京市場は続落、日経平均は前日比153円96銭安の1万8909円26銭で引けた。NYダウの反発や1ドル112円台まで円安が進んだことを好感、朝寄りは高く始まったが、後場からは急速に値を消す動き。
個別では、森永乳がストップ安、森永菓、OCHI・HD、小野建、高田機工、日阪製作、かどや製油、トランスシティ、ヨコオが値下がり率上位に売られ、三菱重も安い。半面、北の達人、ヘリオステクノH、アルファCo、グロバル社、CDG、タクマ、東芝、オカモト、ワールドHDは値上がり率上位に買われた。
前場は147円高超まで上昇したが、後場からは一転して1万9000円割れまで売られた。マザーズ指数やジャスダック指数の上昇とは対象的で、海外投資家の売りや年度末ということもあり、ポジション調整売りなどが指摘されている。名実ともに週明けからは新年度相場に突入することから、新規買いが流入するか注視される。
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