「転ばぬ先のテクニカル」~底入れはまだ先

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

チャートと睨めっこしていて、従来提示していたエリオットカウント以外に一つ可能性のあるエリオットカウントを見つけました。

従来提示していたカウントは以下のものです。

6994円~11408円 上昇1波

11408円~8135円 上昇2波

8135円~1万6320円 上昇3波

1万6320円~1万3885円 上昇4波

1万3885円~2万952円 上昇5波

ここで長期上昇波動の第一波が終了し、第二波の調整下落が以下のカウントです。

2万952円~1万6902円 a波

1万6902円~2万0012円 b波

2万0012円~1万4864円 c波

そして昨年6月安値から第三波がスタートしているというものです。

しかし、ちょっと気になるのが日柄です。第1波が348週間に対し第2波が53週しかないことです。値幅にしても第1波が1万3958円に対し第2波は6088円しかありません。第1波に対する第2波の長さは通常0.5ないし0.618と言われます。しかし、1万3958円に対する調整波が6088円ということは43%にしかなりません。

そこで一つの可能性としてのカウントは長期上昇波動第1波の4波進行中という以下のものです。

6994円~1万1408円 上昇1波(76週)

1万1408円~8135円 上昇2波(86週)

8135円~2万0952円 上昇3波(188週)

2万0952円~現在上昇4波がトライアングルで進行中というもので、トップから現在96週が経過。トライアングルはa‐b‐c‐d‐eの5波動進行想定です。

2万0952円~a~1万4864円~b~1万9668円~c~1万8224円進行中。このカウントが正しい場合は現在上昇4波‐c波部分が進行中ということになり、a波が1万4864円~b波が2万0952円ならば、c波が1万8224円では値幅が足りないように感じます。

さて、昨日の東京市場は反発しましたが、寄り後は値を消す展開となりました。5日線(1万8416円)より上では戻り売りが出てくることが伺えます。1万9668円以降の短期波動のカウントは以下の通りです。

1万9668円~1万9198円 1波

1万9198円~1万9656円 2波

1万9656円~1万8973円 3‐1波

1万8973円~1万9296円 3‐2波

1万9296円~1万8517円 3‐3波

1万8517円~1万8850円 3‐4波

1万8850円~1万8224円 3‐5波

1万8224円~1万8547円 4波ないしは進行中。

もう一度1万8224円を割り込む5波が残っており、そこが上述のトライアングルc波のボトムで買い場ではないかと考えます。

日々勇太朗

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