「正直じいさんの大判小判」~下値警戒も直近急落の中小型株

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

19日の東京市場は小幅ながら3日続伸、NY株安を受け、マイナススタートでしたが、朝安のあとは下げ幅を縮め、プラスに浮上して引けました。東証1部の売買代金は概算で2兆3200億円と3日ぶりに活況の目安とされる2兆円を超えています。地政学リスクがくすぶり続けるなかでも、一旦戻りを試す局面を迎えたということでしょう。

ただ、下げ止まったかに見えた米長期金利がまた低下しています。日米金利差縮小で円高が進むようなら、改めてリスク回避の日本株売りが強まりかねません。19日動きを見て強気はしましたが、まだ、これだけでは下値への警戒を解けないと感じました。直近急落した中小型株のリバウンド、動きが出てきた強い銘柄を追撃する投資スタンスに変更はありませんが、米長期金利の動向を映す三菱UFJ(8306)などメガバンクの値動きを横目で睨みながら、割り切った対処が必要でしょう。

信用規制が解除された澤藤電機(6901)は高純度水素製造装置への期待強く格言通り「初押しは買い」。首都圏開拓で業績急拡大が有望視される動物高度医療(6039)は新値抜けから一段高へ進みそうです。

花咲 翁

 

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