「正直じいさんの大判小判」~好業績期待銘柄もうかつに手を出せず

21日午前の東京市場は反発、米政策期待を背景に主力株買われ、日経平均は159円高となりました。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9900億円とそこそこの商いをこなしており、値上がり銘柄数は1560と全体の8割近くを占めています。フランス大統領選への懸念も後退したことでリバウンド基調が続いており、当面は上値抵抗ラインが集中する1万9000手前の水準までの戻りを試すことになるでしょう。

ただ、注目された安川電機(6506)の好業績予想への反応にはガッカリさせられました。18年2月期は決算期変更で期間が11カ月と短いにも関わらず、2割を上回る大幅増益で最高業績更新を見込み、配当予想も引き上げたにも拘らず、目先材料出尽くし感から小反落、足もと円高への警戒感が強まるなか、前提為替レートを110円としていることが買いを手控えさせたといいます。

こうなってくると好業績期待銘柄にうかつに手を出すことはできません。以前に指摘しことがありますが、期初予想が減益でも今後上方修正が見込める銘柄が買われる状況になるまで、特に輸出セクターは買いを見送るべきでしょう。当面は内需系、あるいは外需依存度の低い好業績銘柄に照準を絞り込みたいと考えています。

動物向け医療施設運営の動物高度医療(6039)と医療用モニターが伸びているEIZO(6737)は今期一段の収益拡大が見込め新値抜けから一段高が期待できるでしょう。一方、澤藤電機(6901)は見通しを誤ってしまいました。信用規制解除が当面の材料出尽くし感につながり直近安値を割り込んでいます。調整長期化が警戒されますので手仕舞いとします。

花咲 翁

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