24日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は249円高です。23日のフランス大統領選で中道系のマクロン氏が首位で決選投票に進み、リスクオフムードが後退、為替が110円台まで円安に振れたことで輸出化を中心に買いが広がりました。前場の東証1部の売買代金は概算で1兆800億円とそこそこの商いをこなしています。
ただ、日経平均は上値抵抗ラインが集中する1万9000手前の水準まで上昇してきました。指標と見ている三菱UFJ(8306)はじめとしてメガバンクも上値抵抗ゾーン差し掛かっており、主力株は一旦利益確定売り、あるいは戻りしておくのが無難でしょう。
注目銘柄の動物高度医療(6039)は高値更新後、利益確定売りに反落となっており、同様にEIZO(6737)も新値は取りましたが伸び悩んでいます。両銘柄ともこれから上値が伸びると見ていますが、全般相場の流れを見極めたいところで、後場は手控えとします。
花咲 翁