「正直じいさんの大判小判」~出遅れ銘柄のリバウンドの狙い

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

26日午前の東京市場は4連騰、日経平均は152円高です。NY株高と111円台まで進んだ円安が株価を押し上げました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆1800億円をこなしており、値上がり銘柄が全体の8割を占めています。

きょう発表が予定されている米税制改革案でトランプ大統領は法人税率15%への引き下げを盛り込むとされており、議会との調整は難航が予想されていますが期待も強いのでしょう。米長期金利と為替睨みながら、指標と見ている三菱UFJ(8306)をはじめとしたメガバンクは堅調に推移しており、全般戻りを試す展開が続いています。

ただ、1万9200円から上は本格的に戻り売りが出てくる水準です。動きが鈍ってくるようなら早めの利食い、あるいはショートヘッジも必要でしょう。前日引け後に決算を発表した日本電産が朝高の後マイナスに沈んでいるのも気になります。新値抜けから一段高が期待できる中小型の好業績株の下値を狙う投資スタンスに変更はありませんが、リバウンド狙いは出遅れ銘柄にシフトしていきましょう。

動物高度医療(6039)は直近高値を窺う動き、澤藤電機(6901)はリバウンド態勢に入ってきました。一方、EIZO(6737)は高値更新後動きが鈍っており、後場は見送りです。

花咲 翁

 

 

 

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