日立国際電気<6756>が続騰。26日付の日本経済新聞が「日立製作所<6501>は半導体製造装置子会社、日立国際電気を米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と日本産業パートナーズ(JIP、東京・千代田)の日米ファンド連合に売却する方針を固めた」と報じたことが買い手がかりになった。KKRとJIPは日立国際株にTOB(株式公開買い付け)を実施し、日立の保有株を含めた全株の取得を目指す。買収総額は2千億円強となる見通しと伝えている。
東京証券取引所は報道の真偽を確認するため一時売買を停止しており、日立はこの日立会開始前に「当社が発表したものではない」としたものの「譲渡も含め、事業強化に向けて様々な検討を行っている」とコメントを発表した。
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