「正直じいさんの大判小判」~任天堂関連に注目

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

27日の東京市場は5日ぶりに反落、ただし、日経平均は37円安と下げ幅は小幅で朝安のあと下げ幅を縮め、値上がり銘柄が全体の6割を占めました。東証1部の売買代金は概算で2兆4500億円と活況の目安とされる2兆円を上回り、下値には買戻しと押し目買いが入っています。4連騰後の一服で、戻り待ちの売りが待ち構える1万9200円を超えた水準で値を保っているのですから、堅調といえるでしょう。

今回の戻り相場も買いの主体は外国人投資家です。東証が発表した4月第3週の投資部門別株式売買動向によると、海外投資家が3週連続で買い越しており、買越額も2770億円で今年最大、前の週の1027億円から大きく増えました。外国人投資家がどう動くか為替次第で、引き続き米長期金利動向を受けた為替にらみで、三菱UFJ(8306)をはじめとしたメガバンクを指標に売り買いのタイミングを計る投資スタンスでいいでしょう。

3月決算企業の決算発表が本格化するなか、任天堂(7974)が18年3月期53%増収、2.2倍営業増益という強気の見通しを発表しました。業績を牽引するのはNintendo Switchで、ハード増産で恩恵を受けるメガチップス(6875)とホシデン(6804)に注目です。動物高度医療(6039)の高値抜け、澤藤電機(6901)のリバウンド狙いも継続です。

花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次