19日午前の東京市場は小幅続落、日経平均は30円安です。NY株の反発や円高一服を受け、プラススタートとなりましたが、「ロシアゲート」問題で米景気刺激策実施の遅れが警戒され、マイナスに転じました。前引けの東証1部の売買代金は概算で1兆800億円とやや細っており、後場は下値に買いが入るかどうかを確かめたいところです。
ピックアップした前日の逆行高銘柄ではブイ・テクノロジー(7717)が小高く寄り付いたあと、ザラ場で上げ幅を広げる強い動きで、中小型成長株のシンボルストックとして相場をリードする動きを鮮明にしてきました。タツモ(6266)やテラプローブ(6627)、澤藤電機(6901)は朝高のあとやや上げ幅を縮めていますが、平田機工(6258)は上げ幅を広げています。
当面、これら中小型成長株が物色の中心になるを見られますので、後場からは緩んだところを拾うスタンスでいいでしょう。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/