「転ばぬ先のテクニカル」~NT倍率が縮小気味

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

 昨日の日経平均は小幅続落となりました。米FOMCが開催中とあって終日手控えられました。日足は前日の値幅の中で孕んだ格好で、陽線形成となりました。20日線や一目均衡表・基準線が下値をサポートした形です。
一方、TOPIXは反発しました。こちらは5日線の上に位置しており、一目均衡表でも転換線の上にいます。TOPIXを見ていると高値圏で頑強に推移しており、大きく落ちる気配がありません。
騰落レシオは100%を割り込み一時期の過熱感はなくなりました。サイコロジカルラインはTOPIXは7勝5敗ですが日経が4勝8敗です。
こちらからも個別が適度に調整してきたことが分かります。
ところがNT倍率が縮小傾向にあり、昨日は12.49倍となりました。本年のNT倍率は1月4日の12.60倍がピークであり、その後12.4倍台まで落ちると日経平均も下落傾向となりましたので、この傾向はあまり良くありません。
日々勇太朗

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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