任天堂<7974>が続騰、年初来高値を更新した。22日付でみずほ証券が投資判断「買い」継続、目標株価を4万4000円から5万2000円へ引き上げたことが材料視されている。今年の株価のハイライトは「スーパーマリオ オデッセイ」の発売(10月27日予定)とし、シリーズ最高傑作との評価を受けた「ゼルダBotW」がスイッチのローンチで巻き起こした、驚くようなハード需要の牽引効果を、同ソフトが年末商戦で再現する可能性は十分にあると評価。スイッチを探し求める「サンタたち」が社会現象化することで、任天堂株は年末にかけて一時的に過熱化する恐れもあろうとしている。加えて18年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の650億円(前期293億6200万円)に対して従来予想の1100億円から1200億円へ、19年3月期は2200億円から2700億円へ引き上げている。
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