「正直じいさんの大判小判」~低位株は手仕舞い

 14日午前の東京市場は続伸、日経平均は45円高です。NY株が連日で最高値を更新し、ドル・円が113円半ばの円安に振れたことから買いが優勢でした。自動車をはじめ輸出株や金融株など主力株に買いが広がり、前場段階の東証1部売買代金は1兆円台に乗せています。寄り付きで算出を迎えた株価指数オプションSQ値は2万0151円と15年8月以来約2年ぶりに2万円を上回りました。
 もっとも、上値の重い状況に変わりはなく、決算発表を受け、ファーストリテが急落しているほか、このところに人気を集めていた中小型の低位株も変調をきたしています。タカタが大幅続伸でスタートしたあと一時マイナスに沈むなど乱高下しており、早くも低位株全般への影響が心配される状況になってしまいました。岩崎電気(6924)をはじめとしたピックアップ銘柄も利食い、損切りを含めて手仕舞うタイミングでしょう。
 市場の関心は今後本格化してくる3月期企業の1Q決算発表に移っていきます。為替を睨みながら、新しい流れに備えましょう。
花咲 翁

証券市場新聞 http://marketpress.jp/

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