225先物「ハチロク」の裏話~模様眺めの展開続く

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

外人が動かなければ大きなトレンド変化ない

今週は関西では東京の「神田祭り」と並び日本三大祭りとされる京都の「祇園祭り」と大阪の「天神祭り」が行われる。関西人としてはこの二つの祭りには思い出も多く、祇園囃子の音を聞くと夏がきたなと感じるものである。
相場も祭りの如く盛り上がりが欲しいものであるが日経平均先物は方向感のない展開が続いている。
7月のSQ値は2万0151円83円と15年6月以来の2万円台で決着したが先高感は乏しい。株式需給は外国人投資家が模様眺めしている中個人投資家が売り越し、年金、投資信託がその売りを吸収している構図となっている。
欧米の中央銀行がバランスシートの縮小に着手しようとしている中、日銀は長期債の買いオペを実施し低金利政策を継続する姿勢を示しており為替は円安方向に傾いているが株価の反応は鈍い。模様眺めをしている外人投資家が動かなければ大きなトレンド変化はないと思われる。
現在の株価は25日移動平均線(2万0044円処)を上回って下値を切り上げているが上値も2万0200円処で頭を打ち、抜けない状態である。
一方、ボリンジャーバンドのバンドも横ばいの動きとなっている。△2.5σは2万0310円処、▼2.5σは1万9777円処。△2.0σは2万0257円処、▼2.0σは1万9830円処。
この2σのレンジを上下に抜けてこないと大きなトレンドは出て来ないため、今週も「突っ込み買いの吹き値売り」で対応したい。(ハチロク)

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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