「正直じいさんの大判小判」~業績相場の色彩を強める

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

 21日の東京市場は3日ぶりに反落となりました。NYダウ上げ一服と米長期金利低下に伴い為替が111円台後半の円高水準で推移していることが、買い手控えの一因になっています。ただし8月のSQまで実質14日立ち合いしかなく、先物でも大きな動きはなく、海外でイレギュラーな悪材料が出ない限りは過度な下値不安はないと思います。
 個別では20日に大幅上方修正を発表した安川電機(6506)が値を飛ばすなど、好業績株が買われ指数を下支えしています。市場の関心は今後本格化する1Q決算発表に移っており、25日発表の信越化学工業(4063)や26日の日本電産(6594)、27日の富士通(6702)などを含めて主力企業の好内容が確認されれば業績相場の色彩を強めていくと思います。
8月1日のソニー(6758)に加え、ゼンリン(9474)やミロク情報(9928)など当欄でのピックアップ銘柄も利益上ぶれが期待されます。加えてスクエニHD(9684)はドラゴンクエスト11」の発売が29日に迫っており話題を集めそうです。基本は好業績銘柄の下値を狙う戦略ですが、低位材料株では東邦金属(5781)の売り一巡からの出直りに期待しています。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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