星野三太郎の株街往来~先見の明

大証|企業速報 証券市場新聞

3月期企業の第1四半期(4~6月)決算発表はほぼ前半戦が終了した。電子部品では予想を上回る内容が多いが、ハイエンドスマホに絡む企業が悪くて、自動車部品関連の企業が伸びている印象を持った。
スマホ関しては、この数年で性能の進化かが著しく、格安スマホ会社で扱っているミドルレンジクラスでも十分な性能を発揮する。今秋にアップルから発売が予定されている新型iPhoneは10万円を優に超えるらいしいが、筆者が数年前に購入した2万円程度のアンドロイド端末でも取材時の写真撮影を含めてビジネス用途で不自由なく使用できるから、超高価な端末に魅力を感じるユーザーが増え続けることに疑問を感じる。
一方、自動車分野は衝突防止から自動運転、電気自動車などの技術は発展途上であることから、技術開発を発展させれば、業績はまだまだ伸ばせることができる。およそ3~4年前に取材先の電子材料を手掛ける会社が、「スマホの時代は終わるから、全面的に自動車向けに切り替える」と話していのを思い出した。業績を伸ばすには先見の明を持つことが重要だ。

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