西武ホールディングス<9024>は続騰。16日、大株主だった米投資ファンドのサーベラス・グループが保有していた同社の全株式を売却したを発表したことをポジティブ視した買いが向かった。サーベラスは経営再建中だった2006年に3割を出資、14年4月の再上場以降は保有株を段階的に売却していたが、全株式売却が完了したことで、潜在的な需給懸念が後退したほか、経営の自由度が広がると期待された。後藤高志社長のコメント「2006年の出資から約11年半にわたるサポートに感謝している」と発表している。
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