「正直じいさんの大判小判」~様子見もろうばい売りは避けたいところ

5日午前の東京市場は続落、日経平均は90円安です。朝方はドル・円が109円後半の円安に振れたことで小高くスタートしましたが、北朝鮮を巡る地政学リスクがくすぶり続けるなか、円が再び109円台中盤へ強含み、売りが優勢になりました。前場段階の東証1部の売買代金は概算で8900億円と薄商いです。

個別には中国当局が新規仮想通貨公開を禁止したことでメタップス(6172)をはじめとした仮想通貨関連や18年1月期業績と配当を上方修正したピジョン(7956)が材料出尽くし感から急落するなど、高値圏にあった材料株や好業績株が売られるケースが目立ちました。前日に逆行高していたゼンリン(9474)などもその範疇で、小高く寄り付いた後は大幅安に売られています。

週末にSQと北朝鮮の建国記念日を控え、手控え気分の強い展開が続くとの見方から、高値圏にある銘柄には換金売りが広がっているのでしょう。一方、カラ売り候補の阪和興業(8078)は下げ渋るなど、安値圏にある銘柄を売り込む動きもありません。こうなると様子見を決め込む以外にありませんが、トヨタ(7203)が反発するなど、長期資金が流入し始めた様子もうかがえ、ろうばい売りは避けたいところです。

花咲 翁

 

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