5日大引けの東京市場は続落、日経平均は前日比122円44銭安の1万9385円81銭で引けた。朝寄りは高く始まったものの、為替が1ドル109円台前半まで円高が進んだことを受けて先物主導で売られる展開。
個別ではエコナックHD、福井コンピュータ、サニックス、ティーライフ、イマジカロボ、日マイクロニクス、アルコニックス、モバファクが値下がり上位に売られ、任天堂やソフトバンクも安い。半面、石川製作と阿波製紙がストップ高、橋本総業、オープンドア、豊和工業、タムロン、日新電、丹青社、共栄タンカー、東京計器も値上り上位に買われた。
引き続き北朝鮮の動向を注視すべく様子見気分の強い展開となった。ただトヨタの上昇が象徴するように総悲観的な動きではない。防衛関連が個別で急騰する一方、直近上昇した低位材料株に値を崩しているものが散見され、薄商いの中、個人の換金売りも多い印象を受ける。
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