マーケットの話題~IPO秋の陣始まる!

8月30日に東証マザーズ市場に新規上場したUUUM(3990)を皮切りに秋のIPO(新規株式公開)シーズンが始まった。UUUMは公開価格の3.3倍という初値が形成されたが、9月中旬以降に公開を控えている企業も自動運転への活用が期待される技術やAI、金融とITを癒合したフィンテック、クラウドファンディングなど成長が期待される分野で有望視されている企業が続々登場する。初値形成後のセカンダリ―も視野に入れて注目されよう。

IoTやAIで注目企業

目玉はPKSHA Technology

YouTube(ユーチューブ)上で独自に制作した動画を公開して収入を得て生計を立てるYouTuber(ユーチューバー)を中心とするクリエイターのマネジメント業務を手掛けるUUUMは、既上場に競合他社が存在しない初モノ案件だったこともあり、前評判通リの人気となった。9月以降は13日のエスユーエス(6554)に始まり10月5日の大阪油化工業(4114)まで12社が公開を予定しているが、これら企業は直近でも株式市場で話題となった成長分野でビジネス展開する企業が多いのが特徴で、初値形成後も折に触れ話題になる可能が高い。エスユーエスIT分野などにおける技術者派遣を展開するが、注力する分野はビッグデータやIoT分野のシステム開発。ビジネスSNS「Wantedly」を展開する9月14日公開のウォンテッドリー(3991)はAIと利用者の入力に応じて自動的にやり取りする対話機能(ボット)を組み合わせることで、人間が一切介さずにだれでも気軽に問い合わせできる機能を採り入れたことで注目を集めている。22日公開の東大開発ベンチャーのPKSHA Technology(3993)はAI分野のアルゴリズム(機械学習、深層学習、自然言語処理) に関する最先端の技術を有しており、自動運転の普及で需要な役割を担うと期待されている。

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