「正直じいさんの大判小判」~5日移動平均メドに下値狙い

14日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均は58円安です。NY株高と110円台後半まで進んだ円安を受け、前場は売り買い交錯のなかプラスで推移する場面がありましたが、北朝鮮が国連安保理の制裁決議に反発する報道官声明を発表したことが伝わると、リスク回避の売りに次第に値を消していきました。戻り売りや当面の利益確定売りも出て、東証1部の売買代金は概算で2兆2500億円に膨らんでいます。
主力株への買戻しが一巡したところへ地政学リスクが意識されたことで、売りが優勢になりましたが、13日までの3日間で600円近く上昇していたことを考慮すれば、適度な押し目と言えるでしょう。リチウム電池に代わって休養していた有機EL関連銘柄が人気化するなど、中小型株の動きが目立ったほか、出遅れセクターの自律反発の動きも続いています。
9月第1週の主体別売買動向をみると、外国人投資家が7週連続で売り越しました。売越額は2948億円と前の週は613億円から大幅に増加しており、前週の急落は外国人投資家による売り崩しが要因だったことが分かるでしょう。その買戻しで週初2日間の急反発となり、空売り比率も45%から急低下しましたが、それでも37%の高水準です。
きょうは3連休を控えた週末で、様子見に続落となりそうですが、引き続き下値抵抗力のある好業績・好取組銘柄をマークしていきたいと思います。ピックアップ銘柄について、日本金属(5491)やゼンリン(9474)、キーエンス(6861)は上げ一服となりましたが、ミロク情報(9928)は新値追いで踏み上げ相場の兆しを見せており、安川電機(6506)も底堅く推移しました。
AI関連のテックファーム(3625)を含め、5日移動平均近辺をメドに下値を狙っていきたいと考えています。
花咲 翁

証券市場新聞 http://marketpress.jp/

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