星野三太郎の株街往来~値上げと食料の廃棄処分

原材料価格と人手不足などによる人件費の上昇で飲食店やスーパーなどの利益率が悪化しているそうだ。そのような中で、全品税抜き280円均一をウリにしていた鳥貴族が10月1日から298円へ値上げするということで株式市場でも同社株の株価変動に影響を与えた。
原材料については、例えばムネ肉がコンビニのサラダ向けで需要が拡大しており、これが価格上昇に繋がっているという指摘もある。確かに筆者が近所のコンビニを覗いたときにも色んなサラダが陳列してあって、その中にムネ肉を使用したサラダが目立つ場所に置いてあったのを思い出した。ただ、以前にコンビニで働いていた知人に聞いてみると、サラダは人気商品だが、鮮度の問題で廃棄処分になる商品が多いという。その知人はサラダ以外にも大量の廃棄に嫌気がさしてその仕事を辞めてしまったそうだが、食べられずに廃棄してしまう商品が少なからず影響し、焼き鳥店での販売価格が上昇したとすれば、悲し過ぎる問題だ。新興国では、食べるものがなく栄養失調で苦しんでいる人も多い。先進国での飽食が叫ばれて久しいが、貴重な食べ物の廃棄を少なくするように考えてほしいものだ。

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