先週の東京株式市場は非常にボラティリティの高い週でした。先々週の木曜日に2万3382円のザラ場高値でピークアウトした日経平均は先週木曜日には2万1972円まで1410円もの急落となりました。25日線が下値サポート機能を発揮して木曜日に底入れ反転。金曜日には一時2万2757円まで急激にリバウンドして下げ幅の55%を取り戻しました。
しかし、その後は円高進行もあり急速に値を消しました。2万2000円台乗せから2万3300円台までわずか8日間の累積売買代金は33兆円にも上りましたので、週末は戻り売りが大挙して出てきた格好です。11月9日から15日まで棒下げで、そこからのリバウンドが終了したものと思われます。
今週は2万1972円を割り込む二段下げが予測されます。そこからが押し目買いの好機となりましょう。
日々勇太朗
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