「正直じいさんの大判小判」~モリテックとケルを注目銘柄に追加

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

22日の東京市場は続伸、日経平均は106円高でした。NY株の最高値更新を受け、買い先行で始まったあと、前場は260円超まで上昇する場面がありましたが、後場に入って利益確定売りに伸び悩んでいます。トランプ米大統領側近のロシアゲートへの不透明感で円が強含んだことから買いが手控えられました。東証1部売買代金は概算で2兆7064億円と一時期に比べると細り気味です。
ただし、主力株は底堅く、値上がり銘柄数が1062と前場よりも減りましたが、全体の5割強を占めるなど、個別に物色意欲の強い状況が続きました。大型株は今少し調整が必要のようですが、中期的な先高感と海外株高もあって大きな押し目は入りません。当面は中小型好業績株や材料株中心の展開が続くと見ており、先物絡みで波乱があるようなら、そこは押し目買いのチャンスになるでしょう。
ピックアップ銘柄も5000円大台乗せで目先目標達成感から押し目が入ると見ていた安川電機(6506)は想定以上に強い動きです。東京エレクトロン(8035)もしっかりで、キーエンス(6861)は小休止ながら5日移動平均を維持、アバールデータ(6918)はザラバ売られたあとプラスに転じ下ヒゲを引いており、いずれも引き続き下目狙いでいいでしょう。
物色は中小型株志向が強まっており、好業績のモリテック(5986)とケル(6919)を注目銘柄に加えておきます。一方、ショート狙いのアルコニックス(3036)は引けにかけ締まっており、しばらく様子見とします。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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