「正直じいさんの大判小判」~好業績・好需給銘柄のなかから選別

7日の東京市場は4日ぶりに反発しました。ただし、日経平均は38円高と朝高の後上げ幅を縮め、上値の重さを露呈したかたちです。北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感から上値を追う勢いはありません。ただ、戻り売りが出たことで東証1部の売買代金は概算で2兆500億円をこなしました。マザーズに至っては、6日は小幅に反発しましたが前日は早くも反落、追い証発生に伴う投げ売りが出ているのでしょう。5日の急落の傷の深さがうかがえます。

9日に北朝鮮建国記念日を控え、下値への警戒は解けない状況ですが、8月第5週の投資部門別株式売買動を見ると海外投資家が6週連続で売り越したものの、売越額は613億円と前の週の1529億円から急速に細りました。9月第1週は再び売り越し額が膨らんでいる可能性はありますが、下値は好調な企業業績が支えており、改めて売り崩すのはむつかしいでしょう。新興市場も週明けにはほぼ需給整理が一巡すると見ています。

日経平均のPERは13.72%に低下しており、ピックアップしている好業績・好需給銘柄のなかでキーエンス(6861)、日本金属(5491)が強い動きを見せました。安川電機(6506)や日進工具(6157)、岡本工作機械(6125)、ゼンリン(9474)も値を保ち、今後に期待をつなげており、前場の値動きで追撃銘柄を判断したいと思います。

一方、安値圏まで売り叩かれた福井コンピュータ(9790)とラクオリア創薬(4579)やカラ売り候補の阪和興業(8078)は動きが鈍く、しばらく様子を見たいと思います。

花咲 翁

 

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