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19年3月期早くも上振れ期待
トクヤマ(4043)は決算発表を機に上値志向を強め、1月10日に付けた最高値3930円を窺う動きになってきた。 19年3月期は連結売上高3280億円(前期比6.5%増)、経常利益340億円(同6.1%減)と増収ながら微減益を予想。18年3月期が期中2度にわたる上方修正で、発射台が高くなったことに加え、原材料価格や需要動向を厳しき見積もっているためで、最低でも達成可能と見られている。
半導体関連高付加価化進む
半導体向け多結晶シリコンや電子工業用高純度薬品など半導体関連製品は高付加価値品へのシフトが進み、コスト対策により原単位や固定費効率が改善、前期同様、期初計画は上振れる可能性が高い。
現予想でPERは9倍台と強い割安感が働き、青空相場入りから4000円大台に活躍の場を移しそうだ。(さ)
by 株価チャート「ストチャ」
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