東海カーボン(5301)【活躍期待銘柄】

取材メモ|企業取材 証券市場新聞
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18年12月期営業利益5.7倍

東海カーボン(5301)は2月に付けた上場来高値を上抜き、新境涯に入った。黒鉛電極市況上昇による急ピッチの業績拡大が株価急騰の原動力で、5月8日の第1四半期決算発表時に続き、28日にも18年12月期通期予想を上方修正、現段階で連結売上高2040億円(前期比92・0%増)、営業利益657億円(同5・7倍)、最終利益686億円(同5・8倍)を見込む。

PER6倍で一段の上振れも

 黒鉛電極は米国鋼材需要回復や中国の環境規制強化に伴う電炉稼働率向上により需要が急拡大、需給ひっ迫状態が続いており、拡販と値上げが進んだ。さらに、韓国TCK連結子会社化による売り上げの上積み、特別利益を織り込み、5月に入って2度にわたって通期予想を増額。最高値ながらPERは6倍台と強い割安感が強き、一段の収益上振れも期待される。(さ)

by 株価チャート「ストチャ」

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