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NRI(4307)は海外市場を本格開拓
野村総合研究所(4307)は1Q好決算を発表を機に過熱感なく下値を切り上げ、一段高を志向してきた。
20年3月期第1四半期は連結売上高1294億9500万円(前年同期比10.0%増)、営業利益203億5300万円(同32.7%増)と2ケタ増収で利益が急拡大。2Q、通期計画に対する進捗状況から上振れが濃厚だが、さらに、株価は中期成長性の大きさを織り込む動きとなってきた。ITでビジネスを変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)へニーズが強まるなか、コンサルからシステム開発・運用まで一貫して提供する総合力を生かし、海外市場を本格的に開拓。中期計画最終年度の23年3月期に売上高6700億円以上、営業利益1000億円を目標に掲げており、年率2ケタ超の成長が続く。
by 株価チャート「ストチャ」
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