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増税後も既存店増収、今期二ケタ増益を見直す
日本マクドナルドホールディングス(2702)の株価は12月25日に5380円まで上昇した後に調整を続けていたが、権利配当落ちに絡む目先的な売りは一巡し、1月8日の5150円を底に出直る動きになってきた。
小売セクターの多くは増税の影響を受けているものの、松屋フーズを含めて値ごろ感ある外食の多くは業績好調を持続させている。同社も12月既存店は前年同月比2.1%増となり、49か月連続で対前年同月比プラスとなっている。冬の風物詩として毎年好評の「グラコロ」を筆頭に冬の季節限定商品は好調に推移しており、今20年2月期は通期連結営業利益で276億円(前期比10.2%増)と2ケタ増益を見込んでいる。業績好調な内需の出遅れとしてここからの再上昇に期待したい。
by 株価チャート「ストチャ」
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