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ディスカウント好調、20年6月期14.1%営業増益評価
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の株価は全般波乱地合い下で3月31日に2174円の最高値を更新。その後は利益確定売りで調整しているが、小売セクターでの業績好調銘柄としての評価は変わらず、2000円割れ場面があれば押し目を拾いたい。
多くの小売店が自粛の動きで売上急減を余儀なくされているが、生活必需品を格安で提供するディスカウント業態である「ドン・キホーテ」は保存性食品や衛生用品を中心に大きく伸長し、免税売上減をカバーし底堅く推移。20年6月期は昨年1月買収のユニーも通期寄与することから通期連結営業利益で720億円(前期比14.1%増)と二桁増益を見込んでいる。新型コロナの世界的感染沈静化後は、ASEANを中心に海外展開も収益貢献が期待される。
by 株価チャート「ストチャ」
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