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業績も最悪期脱却へ
三桜工業(6584)の株価は600円台前半での底値もみ合いが続いていたが、商いを伴い10月12日に付けた高値713円と200日線を突破し再度上昇基調となってきた。2019年10月31日には2050円まで急騰した経緯があり、環境関連としての材料を内包する同社株に再度注目したい。
全固体電池で見直す
自動車用の各種チューブや集合配管などを展開。スーパーコンピュータ「富岳」に冷却水用樹脂配管製品が採用されるなど技術力は高く、全固体電池の研究開発・製造を行うソリッドパワー社にも出資していることから今後、EVなどのエコカーが本格普及するなかで恩恵を享受する可能性が高い。21年3月期は連結営業損益で従来予想の1億円赤字から7億円黒字(前期54億5200万円)へ上方修正しており、業績も最悪期を脱しつつある。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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