星野三太郎の株街往来– category –
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星野三太郎の株街往来
星野三太郎の株街往来~一極集中の弊害
7月に入って東京都議選での自民惨敗、北朝鮮のICBM発射などネガティブ材料が相次いだが、1週目の日経平均は2万円大きく割らず、底堅い印象を持っている。 都議選についてはほぼ事前予想通リだが、都民ファーストの会の議員は小池都知事の人気という... -
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星野三太郎の株街往来~大都市の崩壊
弊紙が本拠を構える船場の街は繊維卸問屋が集中していたが、その多くが廃業を余儀なくされ「シャッター街」という名称が定着してしまった。 その船場の企業の頂点ともいえる合成繊維の大手は、航空機向け炭素繊維では世界を代表する企業だが、その象徴的自... -
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星野三太郎の株街往来~株主総会
3月期決算企業への取材が一巡すると6月下旬へ向けて株主総会が最盛期を迎える。筆者も取材に絡んで数社程度参加したが、お土産付きの総会への出席者が多く、知名度が高くてもお土産が無い企業の出席者が少ないのは昔からの傾向だ。ただ残念だったのは、... -
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星野三太郎の株街往来~有店舗の終焉
知り合いが勤務する化粧原料などを扱う老舗の問屋さんのPCが故障したというので、大引け後の仕事が一段落したところで駆け付けた。 筆者が記憶するところによると企業の固定客が大半で、その情報などはほぼ紙で管理していたので、仮にそのPCが復帰しな... -
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星野三太郎の株街往来~「病は気から」
昨年から今年にかけて筆者の知り合いで闘病される方が数人いた。ひとりは目の疾患で、自宅から数分の病院で手術を受けたものの、術後の経過が芳しくなく、大阪市内の大型病院に転院、もう一人は臓器系の病気で、通院しながら大手企業の法人営業の仕事をさ... -
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星野三太郎の株街往来~歌を忘れたカナリア
6月に入って早々、日経平均は1年半ぶりに2万円台に乗せた。2万円を目指す過程では新興を含めた中小型株が値を上げていたが、大台乗せ後は大型の主力株が買われており、多くの個人投資家も久々に胸がときめいたのではと感じている。 当然ながらこのよう... -
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星野三太郎の株街往来~ゲーム機復権
5月相場における一番の活躍銘柄といえば任天堂だろう。3月に発売した「ニンテンドースイッチ」の国内外の好調を材料に、「ポケモンGO!」人気で急騰した昨年7月19日の高値3万2700円を上抜き高値を更新した。任天堂は旧大証の主力銘柄だったが... -
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星野三太郎の株街往来~久方ぶりの電話
トランプ大統領の疑惑で相場が波乱となるなか、数年ぶりに某証券会社の名物調査部長だったN氏から突然電話を頂いた。北浜時代には大手証券がカバーしないような2部株のレポートを発行したり、我が道を貫く姿勢は筆者が駆け出し時代には大変勉強になった... -
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星野三太郎の株街往来~大阪取引所の存在感
3月決算発表の最後の集中日である12日は上場企業の売買が東証へ一本化された大阪取引所でも決算発表のブースには発表待ちの企業とそれを取材するメディアで大混雑した。 筆者もその日は大引け後から取引所に駆け付けたが、大証の1部や2部が存在してい... -
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星野三太郎の株街往来~今期は明るい予想も人手不足は不安
3月決算発表は主要企業の発表が一巡した。その内容は個々の企業で異なるものの、総じて今期の予想についてはポジティブなものになっている。ソニーや任天堂が大幅な営業増益を打ち出しているが、その他では、インバウンド需要の一巡で前期苦戦していた小...