3Q決算への期待【記者の視点】

記者の視点|企業速報 証券市場新聞

寄り前のCMEの225先物では2万8500円台となっていたことから、この日は軟調な動きが想定されたが、売り物が出ないとなると上げ幅が3ケタに拡げた。指数構成銘柄ではファーストリテイリングとエムスリーに寄与度が大きく、それ以外では東エレクを含めて半導体関連。今日からは日本電産を含めて第3四半期発表が本格化するが、日米独など各国政府が台湾当局に半導体増産などの協力を要請していることや、ルネサス含めて世界の半導体大手が自動車や通信機器向け製品の値上げに踏み切るとの報道が流れていることで、来期へ向けての期待が高まっているようだ。
 この日引け後に日本電産が21年3月期の業績予想の修正を発表。連結売上高は1兆5500億円(前期比1.0%増)で据え置いたが、営業利益で1400億円から1550億円(同42.8%増)へ上方修正した。同時に上限400万株の自己株式取得枠の設定を発表しており、明日の株価動向が注目される。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp




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