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ゲームストップでの戦い
この日はニューヨーク市場の急落を受けて日経平均で一時2万8000円を割れる大幅安となった。急落の要因としては、FOMCで緩和スタンスは維持したものの、今後の経済回復に懸念を示したこと、スマホの株式取引アプリ「ロビンフッド」で売買を行う個人投資家「ロビンフッター」がへッジファンドを締め上げたという報道。メルビンキャピタル(Melvin Capital)という大手ヘッジファンドがゲームストップ(GME)を大量にショートしている情報が流れ、これに個人投資家が次々とオプションの購入に走り、メルビンキャピタルが巨額な損失をだしたというもの。個人の存在感が高くなり、これによるマーケットの高値波乱がリスク要因なったようだ。
過熱感を冷やす意味でのポジティブな調整
バイデン大統領の追加経済対策の遅れも懸念となり月末意識も重なったようだ。この日は2万8000円割れまで調整したが、25日線が元々下値として意識されていたことから、押し目買いに戻す動きとなっている。この数か月は押し目らしい押し目がなかったことから、と捉えたい。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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