この日の上げでほぼ急落前の水準にまで戻した。1月末からの急落時は月末や浮動株見直しなど需給面での特殊要因も多分に影響していたことから月初からの戻りは想定されていたことだが、個別でみれば、日本電産や村田製作などの好決算銘柄が下落する一方で、JALやJR各社などコロナで苦しむ企業の上昇が散見された。底値で放置された銘柄を出遅れ感覚で物色する動きだが、好調な銘柄についてはここから上値追うには材料不足との見方もある。緊急事態宣言解除後の経済対策を含めて来期以降の展望が見えるまでは、押し目スタンスで対応したい。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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