東建コーポが1万円大台乗せ、4月期増額受け買い気再燃

東建コーポレーション(1766)が続騰、1万円大台に乗せ、7日ぶりに年初来高値を更新した。04年8月に実施した1対2株の株式分割を考慮すると、実質で上場来高を値更新している。7日の取引終了後、16年4月期の業績予想を上方修正したことを受け買い気が再燃した。

連結業績について、前回予想の売上高2870億6000万円を2880億4600万円(前期比8.6%増)、営業利益107億3200万円を126億6500万円(同34.1%増)へ引き上げた。第2四半期に賃貸建物の完工が前倒しされたことで完成工事高が予想を上回り、完成工事総利益率も改善、人件費も予想を下回り、売り上げ、利益ともに計画を上ぶれる。

11月27日現在の信用倍率は0・21倍と大幅な売り超過、7日現在の貸借倍率も0・08倍と大幅な貸株超過になっており、買戻しも株価を押し上げているようだ。

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