東芝<6502>が急反落。各メディアが英投資ファンドのＣＶＣキャピタル・パートナーズ（ＣＶＣ）の買収提案を拒否する方向で調整に入ったと報じたことがネガティブ視された。株価は買収提案価格５０００円にサヤ寄せするかたちで上昇していたことから、一転して売りが優勢になった。ＣＶＣの買収案は株式非公開化を前提にしているが、同社としては上場を維持したい考えで、その旨をメインバンクに伝えていたという。会社側はこの日午前９時３０分、「報道は当社が発表したものではない」としたうえで「提案書は初期的かつ法的拘束力のないもので、現時点では評価することは不可能、今後、詳細な提案を受けた場合には、慎重に検討する」とコメントを発表した。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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