好決算の強い銘柄に付く【記者の視点】

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比較的底堅い動き

8月第1週の東京市場は新型コロナのデルタ株感染拡大で1日あたり感染者数が東京で5000人を突破し、過去最大になるなど不安材料があるものの、日経平均では7月30日安値2万7272円49銭を割ることなく、比較的底堅い動きとなった。

上値を追う強い銘柄に付く

7月の米雇用統計については雇用者数が市場予想以上に増加したことを好感して6日のNY市場でダウは最高値値を更新した。国内では3連休前とあって上値追いには慎重だったが、個別では好決算を発表した日本郵船(9101)や商船三井(9104)を皮切りに海運株が高値追いとなるなど、需給など様々な要因がるものの、1部の主力については強い銘柄については物色意欲は旺盛だ。半面、新興銘柄ではマザーズ上場のステムセル研究所(7096)が30.4%増収ながらも6月の上場時安値に告ぐ水準にまで売られている。国内ではお盆休みで市場参会者が少なくなる中で、短期的なら好決算で上値を追う強い銘柄に付くしかなさそうだ。

1四半期発表もいよいよ終盤戦

今週は第1四半期発表もいよいよ終盤戦。最大の関心は10日のソフトバンクグループ(9984)で投資事業の収益内容が注視される。決算発表後の株価動向次第では、指数の動きにも少なからず影響を与えそうだ。その他では11日の楽天グループ(4755)や日本郵政(6178)など。その先はマザーズなど小型株の発表が多くなることから、個別物色の色彩が強くなるかも知れない。

11月の米7月消費者物価に注目

海外では11月の米7月消費者物価に注目。7月は小幅な鈍化が想定されいるが、10年国債利回りは先行する形で低下しており、物価ピークアウトで金利低下を追認することになるか注視される。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

 

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