国際紙パルプ商事<9274>が急伸、ストップ高まで買われ半年ぶり年初来高値を更新した。１１日取引終了後に発表した２２年３月期第１四半期の連結決算は、営業損益１５億５１００万円の黒字（前年同期２７億１７００万円の赤字）に浮上、通期予想を４９億円の黒字から５９億円の黒字（前期９０億３５００万円の赤字）に上方修正したことが好感された。買収したＡｎｔａｌｉｓ Ｓ．Ａ．Ｓが収益貢献、中国事業の再構築が進み販売数量が急回復したほか、豪州も復調している。収益上振れに伴い年間配当を１０円から１２円（前期１０円）に引き上げた。
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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