富士通(6702)が急伸、東証1部値上がり率上位にランクインしている。各メディアがパソコン事業を中国のレノボ・グループと統合する方向で最終調整に入ったことを報じたことを材料視。レノボが過半を出資する形で両社が事業を統合する方向で、今月末の合意を目指す。富士通は主力のITサービスに経営資源を集中すると伝えており、収益改善を期待した買いが向かった。
会社側はこの日立会い開始前、報道について「今年2月にパソコン事業を分社化し、分社化後の事業成長に向け、本件を含めて、さまざまな可能性を検討しているが、決定しているものはない」とコメントを発表した。
証券市場新聞