東芝(6502)が8日続伸、連日で年初来高値を更新した。13日付け日本経済新聞が「東芝は自動運転車向けシステムに参入する」と報じたことが支援材料になった。
名古屋大学と共同で東芝の画像認識用のシステムLSI(大規模集積回路)を使い障害物を回避する仕組みを開発、20年までに実用化し、自動車部品メーカーなどに売ると伝えて折、新しい収益源として期待された。
NAND型フラッシュメモリ需要拡大による収益回復観測が強く、外国為替市場で1ドル=104円台へ円安が進んでいることも買い安心感を誘った。
証券市場新聞