DNAチップ研究所(2397)が続騰、一時ストップ高まで買い進まれた。20日取引終了後、オンコリスバイオファーマ(4588)と去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)治療薬のコンパニオコン診断薬としての可能性を検討する共同研究契約を結ぶと発表したことが買い手がかりになった。
経口抗アンドロゲ薬が臨床での使用が可能になったことで、ホルモン療法への期待が高まるなか、テロメスキャンにより検出された血中循環がん細胞からアンドロゲン受容体バリントを検出して、CRPCに対する効果予測マーカーとしての応用可能性を検討するとしている。
証券市場新聞